飽商909の"ナローな"時計部屋

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2010年 07月 01日

英国日記⑪ 【 サウンドチェック …後編 】

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あのペイントされたレスポール(?)を手にしていきなり始まったのはHoney Hush!勢いのいいロケンロー!!オールドマニアにはGET BACKセッションでの演奏の方(*少し緩いですが…)が馴染みのhi-Ho Silver / Yakety Yakと言った方がいいかも知れませんね?

お隣の南米のどっかのお国からお見えのこの中ではちょいとお若目の女性と共に僕は最初の曲から、80年代にディスコで培った(笑)恥も外聞も無いタコ踊り(と歌で)全開です!!
続きましてはハニー繋がりでHoney Don't!これはビートルズ時代はレコードではリンゴが、BBCではジョンが歌ってました。少しテンポが落ちはしても踊り&唄い捲くりに変わりはなし!

し、しかし激しい!!SIR。。。本番前なのにそんな思い切り遣っちゃって喉大丈夫なの??

心なしか少しお声が枯れ気味に感じるのは気のせいで有りましょうか? ちょい心配。。。
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場所をグランドピアノにに移しまして音だしをしましたあと始まりましたのはレゲエのC Moon。僕個人的にもフェバリッツで中学の時に佐世保の友人宅に泊りに行って年初の初売りの時に買ったシングルレコード(*リリース後5年程、経過してたけど)のB面だった。懐かしい!勿論、ライブでも何度も取り上げられて居りますが近年、本格的なレゲエ調に仕立て上げられました。冒頭のリンダの掛け合いのイメージが今も残る…。
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う"!?スクリーンでSIRのお姿がアップになる!!あ"あ"あ"~其のお手許には??

そこにはアクアがしっかり巻かれて居りました!!此処に居る誰もそんなトコ見てないでしょうね~(笑) しかも更に腕許がアップになるとそのシルエットも鮮明に確認できました。満足~♪

そして始まったのは目下、最新シングルカット曲であります(I want to)Come Home。これは映画のサウンドトラックでCDでは残念ながらリリースされて居りません。…しかし、美味しいマッカートニー節満載のこの曲は是非!生で聴いてみたかった曲のひとつ!ピアノ~アコースティックギター~ストリングス~…と正にLET IT BE, YESTERDAY, LONG AND WINDING…,あたりの雰囲気にソロ~EBONY & IVORY時期のリフをミックスした素敵な曲。少し枯れた男の哀愁すら感じさせ。。。これは歌詞を吟味してないので細部まで唄えない。けど6割くらいは口ずさめるので唄いました。満喫♪ 続きましてWhole Lotta Shaking Going Onこれはロケンローのスタンダードナンバーです!
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お次からは遂にHOFNER 500/1バイオリンベースに持ち替えましての曲が展開されます!for a while…リフの様なフレーズの後、おもむろに始まったのは御存知All My loving!!辺りはウキャ~!!って感じ(笑)まぁ、とは言いましても参加者の年齢層が高いので、例の南米のお姉さん辺りが相変わらずいい感じでありまして、つられるように僕もタコ踊り&歌い捲くり!再び全開!
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次はリハで予期もしてなかったMagical Mystery Tour!! まさにそんな感じの今回の僕の英国の旅ツアー(言い過ぎか?)にもありまして勿論、ロロ~!ロロッパザ…♪と日本語で唄い捲くり!!最高!!

…しかし慣れたモンなのか?ヘフナーでのリハはこの2曲のみ。ん~?やっぱり昨夜は練習じゃあなくって大切な楽器は離さずお傍に…ってニュアンスだったのね(あたりまえか(笑)?)♪
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さてここからはアコースティック・ギター(マーチン?)に持ち替えられましての展開であります!!…しかしこの抜けるような青空の下、馬鹿みたいに歌って踊ってしておりますと流石に疲れて参りました。情けないですね。。。
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ここまで舞い上がって何も考えず繰り出される音楽(それは僕にとって最上の!)…飽くまで"聴かせるsoundcheck"と言う意味合いに於いて…に身体を預け唄って踊って参りましたが、此処からはリハーサルにも拘らず素晴らしい演奏を聞かせて下さるSIRには非常に恐縮なのですが、どっか!と座って堪能させて戴く事と決めました…。
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ふと辺りを見渡しますと…
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相変わらず抜けるような青空と澄んだ空気。。。前回の大阪ドームでの開演前のお香の匂いの漂う雰囲気とまた異なったムードで非常に開放感に溢れている事が今更ながら感じられます。。。

曲はMidnight Special、そしてCalico Skies…アルバム"フレイミングパイ"収録のこの小曲。これは…しかし"残りの人生(命?)ずっと抱きしめていてあげるよ。。。"と言う歌詞に改めてぐ…っと来てしまいました。結構、重い…。時期的にどんなか判りませんがリンダのご闘病の時期だったとすれば。最後のリフレインなんてどちらかと言えば牧歌的に奔放なメロディも悲痛に聞こえてしまう。嗚呼…。

続きましてはAnd I Love Her。ジョンパートのストロークを刻みながら唄われるSIR。UNITED ARTIST盤に入ってたSIRのシングルトラックのボーカル・バージョンが、そしてリリースから四半世紀以上経過した26年後の"アンプラグド"のライブでのヘイミッシュ・スチュアートの美しいファルセットコーラスが印象的なテイクが今でも好きです…。

少し短めの"Blackbird"が終わってバンドだけの"Mull Of Kintyre"が…って、簡単に書きましたが、いかにこの曲のお膝元とは言え、この77年のイギリスでの超大ヒット曲(ビートルズを越えた)を生で聴けるなんて幸せ以外の何物でもない。しかも年齢を更に経られたSIRの少し掠れたお声が更に郷愁をかき立てる。。。まぁ、その郷愁もスコティッシュでない自分にはイメージでしかないのですけど。あ、中村俊輔選手なら御理解されるでしょうか?
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地元の高校生のバグパイプ隊が入場してくる(*スクリーン御注目)。。。
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SIRを中心に後方にずらっと並んだ高校生達。な、なんて幸せだ!一芸に秀でていると言う事は、本当に素晴らしい!

ここから執拗にこの曲をリハーサルする事と相成りました。間違いなくこのサウンドチェック(hot sound packages)のハイライトでありましょう!通しとパートと、更に入場ももう一回みたいな感じだったと思います。(*これは後での感想となるのですが、本番を終え数万人の大喝采を浴びた後の高校生達のすがすがしい何ともいえない達成感と栄誉ある"無償の報い"みたいなのを得た顔がスクリーンにアップされた時は鳥肌以上に何故かこっちが泣きそうでした(笑) こう言った単純且つ一番、重要な事を長く忘れてる気がしてなりません。)
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長いリハを眺める参加者達。。。そしてこの"夢の旅人"のチェックが終了致しますとSIRはマンドリンを手にされましてソロ名義での最近作より"Dance Tonight"を軽快に御演奏(*これも後日談ながら、数日後のコンサートから、このマンドリンパートでな、何と"Ram On"をご演奏なされたとの事!!!うお~!?堪らんぞ!!!)。そしてジョージから贈られたと言うウクレレに持ち替えられましては…
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"Something"。party at the placeで初演されたと記憶しておりますウクレレで始まってバンッ!と途中から格好よくバンドバージョンに切り替わるバージョン。後方スクリーンのジョージの…そしてビートルズ時代のお写真が泣かせます。
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ギターをTEXANに持ち替えては勿論あの曲!"Yesterday"。オリジナルのレコードが録音されたのもこのギターそのものを使っての事。個人的にこの代表曲のライブでの生演奏で素晴らしいと感じたのは3つ御座います。先ずは初めて生で観た1990年3月9日の東京ドームでSIR。演奏の善し悪し(全く失礼な話だが)は別としまして、初めての生YESTERDAYは今でも鮮明です。そしてビートルズ時代の有名なブラックプールでの演奏(勿論画面上で…)とあのコンサートフォーNYの時の演奏(こちらも同じく)です。特にNYのは、なんて渋くて枯れた…とても同じ曲とは思えませんでした。

そして当夜の後ほどの本番での演奏は僕の中のイメージもまた変わったものと相成るのでありました。。。そして其の侭、TEXANを抱えられたままご当地"ハンプデンパーク"をモチーフにした即興演奏が繰り広げられました…。
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89年のツアーからずっと登場するマジックピアノ(*側だけで中にシンセサイザーが仕込まれている)。例のマッサージソングが此処であったようななかったような?忘れちゃいました~。そしてここでも最後、気合の入った即興演奏が繰り広げられ結果的に其れが最後の演奏曲と相成ったので御座います…。大写しになりましたがこのマジックピアノのKBがイッコ戻らなくなったみたいで"コレ、駄目だよ、本番まで直しといてね!"と言う感じでした。

そして僕らの後方のサウンドボードの方に"ほかに何か問題ないかい?"と遣り取りをされました。。。最後に僕らにも"また後程!"みたいな感じで3時ごろから始まったこの限定公開サウンドチェックは4時半頃、なんと一時間半にも及び終了致しました。。。後日、いろいろレポートを読みますとこの前夜にもサウンドチェックが行われた(*午後9時頃から1時間ほど。故に前夜のホテルでの遭遇は10時過ぎと言う事になる…。)様なので当日演奏した曲以外にも、何度も書きましたが此処グラスゴウに馴染み深く個人的に大好きなComing Upやら、スタンダードでは好きな部類のDon't Get Aroud Much Anymore、その他クラシック曲(A Leafとか)やセットリスト曲も含み、念入りに行われた事が垣間見られます。。。

うう…。結構、真面目に書いたんで疲れました。後程また加筆・修正すると致しましょう。しかし何はともあれコンサート本編の前にこれだけ歌えると言うのはSIR恐るべし!と言う感じです。少し枯れてるかな?と思われたお声も結局最後まで其の侭、それ以上悪化する事無く唄いきられました。。。


大昔、80年の"音楽専科"誌の別冊で来日直前(*行ける筈だった)の79年の英国公演がレポートされており食い入るように読みました。その臨場感溢れるレポートが今も心に残り印象的でしたので少し押さえ気味に、それっぽく書いてみました。特にこの2日程もの凄く興奮気味の文章を書きなぐりましたので(笑)♪

…しかし返す返すもお写真残念だったな~!!

それでも踊り唄い弾け、途中から聞き入り正に堪能の1時間30分であった事だけは間違い御座いません! …そして興奮を引き摺った侭、ある意味 衝撃のコンサート本編に突入するのであります~! チャンチャン♪

【サウンドチェックでの演奏曲目まとめ】
HONEY HUSH
HONEY DON'T
"IMPROVISATION"
C MOON
(I WANT TO) COME HOME
WHOLE LOTTA SHAKING GOING ON
ALL MY LOVING
MAGICAL MYSTERY TOUR
MIDNIGHT SPECIAL
CALICO SKIES
AND I LOVE HER
BLACKBIRD
"IMPROVISATION"
MULL OF KINTYRE (without Bagpipers)
"HERE COMES THE BAGPIPES" (IMPROVISATION)
MULL OF KINTYRE (with Bagpipers)
DANCE TONIGHT
SOMETHING
YESTERDAY
TEQUILA (riffs)
"HAMPDEN PARK JAM" (IMPROVISATION)
"IMPROVISATION"




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この瞬間を共にした幸せなる我がお時計達。。。

数日前、サルコジ仏大統領と引き合わせシンクロしたref.3940J。そして前夜、サインこそ貰えませんでしたが、SIRの右腕とシンクロし引き合わせてくれたと勝手に解釈してるref.5165 AQUANAUT PAUL McCARTNEY。(笑)♪♪~♪

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サウンドチェック開始前、青紫のポロシャツ(?)を脱ぎ捨て、其の下のアンダーアーマー姿になるSIR(*一応小さめで)。其の瞬間、カメラは別の方向向きました~☆

by one_after909 | 2010-07-01 19:46 | SIR.PAUL McCARTNEY詣出 | Comments(2)
Commented by at 2010-07-02 00:13 x
こんにちは!
最高に蒸し暑い日本からみれば、天国か竜宮城か?という感じですね! ご自身も夢のような時を過ごされたようで、、、
ちなみに、10年以上前ですが、東京のホテルオークラで北島三郎さんを見かけました。確かにそのまわりだけ空気が違いました!
Commented by one_after909 at 2010-07-05 15:19
霞さん こんにちは!
上海はずっと雨模様です。。。蒸し暑く洗濯物がなかなか乾きません(笑)

…ほんと、それを思えば天国のような気候で御座いました。現実世界に舞い戻り10日以上経過しましたが、仰るとおり久々に日常を逸脱出来た"夢のような"日々で御座いました。あらためて旅っていいですね♪

生きていらっしゃったら石原裕次郎さん、そして勿論 北島三郎さん、加山雄三さん、近くは矢沢永吉さん・・・重ねて来られた年輪同様の空気感・所謂オーラがきっと凄いのでしょうね~!現在を代表する木村拓哉さんもきっと後年そんな感じなのでしょう・・・(^ー^)♪


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