再現された調度品とかからもジョンの育った環境は中流階級であり決して working class hero
(労働階級の英雄)ではない。其の事は知識としては知ってたがやはり実際に目の当たりにすると良くわかる。。。
そこからポールが少年期〜ティーンエイジャー時代を過ごした此処、フォースリンロード20番地を訪れるとまた少し違った印象を受ける。。。
...中に入りますと中途半端な切り剥ぎの壁紙(壁の四方で数種類)、絨毯。。。
(*同様に再現ですが...)

しかしだからといって、ポールがジョンと比べて不幸せだったのかと謂うと、僕はまったくそうではない!...と感じた。調度品や何やら、妻(ポールのお母さん=有名なmother Mary)を亡くされての男暮らしだった事を鑑みましても、ミミ伯母さんのお宅の女性の行き届いた感じとはちょっと異なります。 でも音楽に造詣のあるお父さんの関係か?きっとピアノ、バンジョー、トランペット等々"音”に溢れていただろう事はポールに多大なる影響があったのではなかろうか?
...そして何よりジョン同様にお母さんを亡くす迄、家族団欒の暖かい時間が多忙の中にも確かに存在した事は大きい。
写真は何れもビートルズ・デビュー期頃(1962年)のもの。地元のRushworth楽器店で買ったばかりのジョンのJ160Eとポールのアコギで奏でられたのは何だったのでしょう?
(*"B"か?...ハテ?)

"beatles"と紙に書いたロゴを無造作に貼付けた太鼓(バスドラ)を抱えて玄関から出て来るポール。その50年後、同じ玄関脇に佇みて。。。
もしも時間が交錯したなら!怪訝な表情でこっち見て謂うだろう。。。
『う"? な、なんやオマエ?人ん家(ち)の敷地で勝手になに写真撮ってんねん(-_-*)?』
...しかも見慣れん怪しいアジア人(-_-;)?(リバポー訛)


mendipsも此処も、訪れた後になにかほんわかとしたいい気持ちにさせてくれましたのは、やはりヒーロー達の少年〜青年時代を"よき記憶"として肯定的に纏められていたからでありましょう..。
...しかしベッドの上に無造作に置いてあったブロンドの
HOFNER club 40。最高にいかしてた!これは何時か手に入れよう。。。
(*なんせJohnからPaulへ渡り歩いたギター...)
*...因みに此処の裏庭でギターをつま弾くポールを窓/カーテン越しに写した写真が"caos and creation..."のアルバムジャケットに使用されました。...しかし話全然変わりますけど Sir.ご自身のメッセージが流されましたが、後半何処か淡白でそっけなかった様な...?