私的には待望のセットである。
..以前'64/'65 BOXとして夫々の年リリースのアルバムをボックスセット化したものが販売されていましたが。。。
冒涜と言われようが、初期(first four期)
のベタベタechoの掛った音はオリジナル英国盤より遥かに好きだ! ..これにはちゃんとした理由があるのである。
我々'70年代のセカンドジェネレーション(極初期の追体験派)は各国盤LPが入り乱れリリースされた時代でビートルズに接しました..。
限られた小遣いをやりくりして購入した高価なLP。田舎の百貨店でたまに開催されるレコードフェアで少しでも安価な輸入盤を買った。しかしそのLP(ラバーソウル)のオープニングはあの印象的ギターフレーズで始まる"
drive my car"ではなく"
I've just seen a face"(夢の人)であった!そしてそれが当たり前と思ってた!
『
やった!2500円のが1800円で買えた!』
(九州弁)
でも初めて買ったLPである"LOVE SONGS"の附録の解説書/ディスコグラフィに載ってた同LPの収録曲は異なっていた!
が〜ん!((((@0@;))))
『
何故や〜!?』...
安物買いの銭失いなんか(((T0T)))?..と愕然となったものである。
..しかし当時、我々が幸せだったのは東芝EMIレコードが啓蒙的プロモーション活動を積極的に行っていて『BEATLES FOREVER '76』とか年毎、ディスコグラフィと解説を擁した冊子が貰えた事であろう。年々厚みと内容濃さの増す冊子
('78年の黒い表紙のが一番充実してた記憶が有ります。)を片手に今思えば、未曾有の音楽的宝の山の探求にも似た行為をガイドブック片手に楽しめた事ではなかったか?と思い返してます。
その冊子や香月氏の『事典』『ディスコグラフィー』でそんな各国盤や海賊盤を知り得る事となったのである。
(*後の松本氏の『海賊盤事典』は大学に入ってからだった。)
収録曲目、音質の違い。。。
書けば簡単だが、あの頃ターンテーブルからスピーカーを通して聴いてたのは確かにコレなのである!
音は綺麗になり過ぎてるけど(^_^;) これこそが我がビートルズ体験のモトな空気感なのだ! ..そんな感慨にも浸りつつ。。。
*大好きな"If I fell"の出だしジョンのシングルトラックvocalのミックス、"and I love her"の通してのポール同ミックスは友人のオリジナル盤AHDNを聴いて『なんかちゃう。。。(-_-;)?』と最初に思ったミックス違いでした。あ!あの風呂屋エコーの"I feel fine"/"she's a woman"のシングルもだ!そうそう!知っとるヶ?"thank you girl"はへんなトコにハーモニカ入ってるんだぜ?...etc etc 書けば尽きません!楽しいね(自分だけか(笑))^^♪
the U.S albums (BOX)...
因みにコレもAmazonで買った輸入盤 ¥18,356也(国内盤は¥3X,XXX也)。習慣はそう変わらないし貧乏性も其の侭^^;