本年初頭、ご紹介を受け 海外の某コレクター/オークション・ソサイエティ(?)に登録させて貰う運びと相成りました。。。
時計も勿論そうなのですが、昨年来 専らギターに傾注して参りました事もあり 切り口は其方中心になるでしょうかね〜^^? まだ少し先ですが..

我が愛しの
Rickenbacker達...
Fenderや
Gibsonに比べれば明らかにnicheなのは判っている、しかし好きなので仕方ないなぁ
^^;? 入り口は勿論BEATLES、あの象徴的な'64年夏のステージ。
etc etc...
ブログでは何度も書いてきたが、特に此のCapriには思入れも一入だ。なにより完成型となるシェイプ前夜、たった3年間程のモデルイヤースパン。造形的美しさと官能性、セミアコ以上フルアコ未満の厚ボディの抱き心地、そしてオールドトースターならではのサウンドと言ったらはもう。。。
たとえばこの
'60年製 365NT *後のmaple-glo

数年前に国内有数/有名なコレクター様からお譲り戴いた逸品は、今日でも出版物としては最高峰の一たるリットーのムックにも掲載された由緒ある一本であります。ビブラートユニット付属の此の365ナチュラルカラーの製造本数は総数202本中の
32本('58~'60 3年間)。その数的信憑製は100%とは言えないものの何にせよ製造本数は極めて少ない。海外相場は勿論コンディションにも影響されるが優に
$12,000を越えて来ている現状の様だ。
入手より手は加えていない。
ナットを始め、演奏性を完璧に確保するには若干手を入れる必要性はあるかも知れない。ネックはかなり以前に東京のWITHさんでプロフェッショナルの手が入っている
*指盤部のクリーニング(?)及びセル部の再生だろうか?。故に'フルオリジナル'とは云えないかも知れないが、然し全体的雰囲気と価値を損なうものではなくオリジナル性を確保するハードウェア類と杢目の美しさもあって圧倒的だ! この個体の特徴的下部PGも、前オーナー様のご見解でも同様の仕様の同時期の別model個体が存在する事からも突発的なオリジナルの可能性もあるかも知れない。この辺も未確認乍らロマンがある
^^
1959年撮影と思しき、F.C ホール氏のフォトアーカイヴスより。
これは375であるが本当に美しい木目だ。当品は此処迄顕著ではないにせよこの雰囲気に近い目を持ち新品時を偲ぶ事が出来る。大凡60年近くの時が経過した現在は飴色に経年変化したナチュラルカラーが印象的であり美術工芸品風情さへ湛えている..。
音楽家/蒐集家の方で引き継いで下さる方がお見えでしたらお声掛け戴けたら..と存知ます
^^
*この365はじめ順次、載せていきたいと思います。若しくは過去の掲載記事より『これは!』と言うのが御座いましたらコメント欄に非公開にてcontact頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。<(_ _)>