アデナウアー、ポントンと悉くご縁なし続きでちょっと意気消沈気味...
そんな折りに倉庫の片隅で見掛けた一台。そう、余り人気があるとは言い難そうなmodelだ。知識もないので色々と調べてみました..。
*ミディアムクラス*今で言うE-Classの初代モデルたる位置づけ
*今年で'68年のデビューから丁度50年を迎える。
*愛称は"stroke/8"と言うらしい。
第一印象
一般的な、そして我が五感に刻まれた感覚からすれば..どちらかと言えば
『外れる一台』に他ならないのではないか?
確かに隣に鎮座するクラシカルで優美なSLや280SEなんかと比べれば同じ縦目でも正直中途半端な印象は拭えない。しかし乍ら、どこか引っ掛かるものがある。なんだ?この妙な感覚は? ..謂わば'60年代後半のmodernさと古き良き伝統的表情の最後の融合? とでも言うのだろうか。
その我がの感覚が通用しないデザイン..'理想たるロングノーズで均整の取れた流れるようなライン'からまるでかけ離れた、かつ余分なものを削ぎ落としたまるで
装甲車のような風態。
若しくは往年の50年代のアメ車。
実に不思議だ
-_-
"オールドメルセデス"という漠然とした括りで物色してるが、このモデル以前以降がプライス/価値的にもどうやら分水嶺的な気もしないでもない。しかも当初のターゲットたる優美なロングノーズや曲線美を真っ向から否定するような無骨な選択肢か?...
ああ、もうわからんようになってきたわ。