ディーゼル機関車が入ってくる...
隣の線路で待つこの客車を牽引するために連結されるらしい。子供達が線路に降りてあそび感覚でその機関車に飛び乗ってゆく。そんな風景眺めながら

この駅の裏っ側はホームからそのまま普通の広っぱであり、歩を進めると露店が軒を連ねる未舗装の土の小道に繋がる。。。
転機の71年。
その年より更に数年した頃、Bヲタ中坊はジョージとラヴィシャンカールでこの国の事を知った。丁度、日本赤軍ハイジャック事件と前後した頃だったろうか?
更にその英国統治時代を遡って...
その昔パキスタン人がオープンしたと言う、このごった返す賑やかな食堂は存在し続けたらしい。
まぁ...
所謂、大衆食堂なのであるが得てしてこういう場所のカレーに限って美味いと相場は決まっている。しかも、ご飯もカレーも頼めばおかわりは自由だ!堪らん!ライムの様な柑橘系をサッと搾って、さ!喰らうべし!...って、指でかぁ〜!? ごめん、でもやっぱスプーンお願いします(^_^;)>
なんというか?
どこへ赴いても感動とか驚きが薄れ、『はい、とっても美味しいです』で終わってしまう予定調和みたいな感覚に支配されつつある今日この頃にあって新鮮な事この上なし!ゾクゾクする。
たったひとつだけ後悔があるとすれば、裏の洗い場を覗き見てしまった事だろう。...幸い食したのちであったが。
駅の低いホームには野良犬が寝そべり、素っ裸の児童が老人になにか説教(?)されてる...線路上から(笑)
秩序と公衆道徳、衛生的で正確なダイヤで数分おきに鬼の形相でホームに滑り込んでくる電車。胎内で稚魚を養う類いの魚のお腹からぶわぁ!っと吐き出されるかの如し風景。そして再び吸い込まれ...。聊か月並みな感想ではあるが、便利さを得たかわりに失くしたおおらかさの様なもの。戻れはしないしそうしたいとも思わぬが、此処に佇んでると何かのほほんと一本くらい次の列車でええかぁ?なぬる〜い雰囲気に浸ってしまう。そんな事すりゃあ次はいつ出んねんな?ではあるから勿論そうはせぬが。
さ、行くか。。。