飽商909の"ナローな"時計部屋

oneafter09.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2020年 04月 05日

'64-'65 gretsch 6122 country gentleman

\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_10013761.jpg
6122 country gentleman


その昔、15年程前。フル・ジョージスペックに改装されたカントリー・クラシックを所有していた事があったが、弾くのはそれ以来だろうか?


言わずと知れたデビュー/初期'63〜'64年頃の George Harrisonを支えた重要なmodelである。*彼は2本を所有し内1本は英国ツアー移動中にバンから落下し破壊してしまった...

\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_15182088.jpg
さらっと眺めさせて貰った感じ..

フロントにスーパートロン、リアにフィルタートロンを其々搭載し ダブルミュート仕様(黒フェルト)、チューナーはキドニー(腎臓)ペグという典型的な'64/'65スペックであるこれらの特徴は、フィルタートロン2基搭載、同じダブルミュートでも赤フェルト、ステップ(階段)のインペリアルペグの'63年のジョージ仕様*より似ている左の2本目とは幾分異なる。


\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_16321299.jpg
serial #79XXX


シリアルから察すると'65年の様であるが、実はコレより1000番程後へ行った"80736"の全く同じ仕様のモデルをご使用になられた方がいらっしゃる。そのお方はJohn Lennonをして...






"Before ELVIS, there was nothing"

...と言わしめたキング、かのElvis Presleyである。実際に'69〜'70年頃に主にライブで使用されたその一本と全く同じ仕様なのだ! は、まぁ其れはそれと言います事で、兎に角カントリー・ジェントルマン、相変わらず美しいギターであります。

\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_16141637.jpg


ピックアップやブリッジ始め、ビグスビーや各ノブに至るまでゴールド鍍金が施されていた全ての金属パーツは経年劣化の為、残念ながらその本来の輝きは失われ剥げ落ちており、同様にセルバインダーも所々オールド・グレッチ特有のダメージが見受けられます。然しそんなコンディションも含めてこの醸し出すオーラというか?圧倒的存在感と雰囲気は実に素晴らしいです。

\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_15524702.jpg

...さて、リードギター虎視眈々と狙うか? あ"、そりゃ無理な話か(笑)

\'64-\'65 gretsch 6122 country gentleman_f0057849_13041602.jpg



by one_after909 | 2020-04-05 11:13 | GUITAR | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< #STAY HOME      complete ? >>