すみません、Vollmerさん お手数ですがちょっと寄ってみて貰えますか?
ん〜?ちょっと行き過ぎですね? あ、マッカートニーさんカメラ目線は結構です、ありがとう。もうちょっと引いて上目に...
そうっ!そこですっ!!
SENNHEISER MD21
普段キャバーンで使ってたのからコレに変わって『うわ!いつものRESLOよりむっちゃ音ええやないけ?』*リバポー訛り
っと吃驚したんだとか^^?...なマイクロフォンの話。
"The Beatles' Microphone" RESLO RB
CAVERNでRESLOに齧りつくジョン。初期のBEATLESのライブ・マイクロフォンと言えばやっぱり象徴的に真っ先にその名前が挙がりますね?
同時期のストーンズも使用してました。ボーカリスト・ミックの場合は若しかしたら別なのかも知れませんが、一般的にバンドの所有物というよりは当時の"ライブ会場の機材"として重用されたのでしょう。四角くて小っちゃいリボンマイク、如何にも!な造型がなかなか雰囲気でありました♪
...なんとなくこのRESLOは325(V81 NT)/500-1(Cavern)/Duo Jetな布陣がしっくりくる極初期なイメージが個人的にありまして、我が理想たる325(V81 BK)/500-1(Beatle)/Gentlemanには今ひとつ?な印象もありました。そんな15年程前の私的ビートルズギア熱絶頂期の頃に色々物色して居りました折、と或るmodelに出会った訳です。
それはこのハンブルグから3年後のオーストラリア・メルボルンでのステージ...
SENNHEISER MD421
そう!一般的に"白鯨"(シロクジラ)と呼ばれているダイナミック・マイクロフォン!このホルダーまで含めた造形にやられてしまったのです。
厳密にはジョンは既に新しい薄ボディ白PGの325使ってました故その布陣に合うか?は微妙ながら、それ以外のインパクトのあるモデルも特定出来ませんでしたし、ローンチ時期も’60年〜とモダンな外観にも関わらず符合するし!と最終的にRESLOの筈が結局このMD421を買う事にしたという顛末でした^^;。...然し乍ら、更に惹かれたのはこのメルボルンのフェスティバル・ホールで見る事が出来る由緒正しき"白鯨"ではなくこのガンブルーチックな奴!う〜ん。。。選択的にはBヲタの風上にも置けない所業だが惚れちまったモンは仕方なし-_-;ロゴはブロック体です...
勿論 造形美だけで語って良い訳はなく、このMD421には様々なバリエーションがあって音の出色も微妙に異なる様です。
自分が入手したのは、Uで現行のⅡのイッコ前のモデルの様です。残念ながらシリアル/モデル名前の所が剥がれてしまってて判りませんがU4かU5ではないかと思います。ローカット音質5段階調整式。確か、初期のものになると出力がビッグタッチェルからXLR(普通のキャノン)に変換するアダプターみたいなものも必要だと知って、其れも理由のひとつだったと思います(面倒臭がり)^_^;>
それでもプロの方々が、初期のこの"白鯨"を挙って求められるのはやはりこのマイクでしか醸せない"音"が存在するからでしょう。それは様々なページで解説されております。いつか録音でも使ってみたいし、水天宮キャバーン(仮称)が実現したら、3本揃えて寄贈したいと思います♪
...余談ですが、
SENNHEISER 441S
最後の大きなライブでのステージでもゼンハイザーが使われておりました。因みにこのマイク、単純に421の倍くらいのお値段しよります😱! 当たり前だが流石はジョン!
"Walls And Bridges"のドラム(タム類)の録音にも使用されております。本来、ボーカル用のマイクではなかったにも関わらずジョンがこうしてステージで使ったって事は、若しかしたら...ですが、このマイクの特徴であると言う'リボンマイク的な音感触(さわり)'=アルミ箔で拾った柔らかな音像に往年のRESLOのノスタルジーを感じての事だったとは流石に都合よすぎるBヲタ的解釈ですか^^:? ...本来はエルトン・ジョンのコンサートだったわけですから機材はジョンのものではなかったのかもだし。何れにせよRESLOに負けず劣らずなBEATLESとSENNHEISERでした♪
...あ、そうそう!ホルダーが壊れてしまってもう長く。コレってここだけ買えるんかな🙄?