1946年 春。表題の一文と共に・・・
10月の一連の歸朝公演の半年前、ご自宅で愛器を抱かれた大変珍しいお姿。そしてもどかしさを呈す当時の記事からは飄々と「機は未だ熟していない」感が伝わって来る。
勿論、契約(東宝)/準備とかはあったんだろうけど、そうなんだ。そう言うスパンってあるんだ。
我がに重ね勝手に解釈すな!と怒られそうですが^^;
根自子さん当時、26歳。
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先ずは同'46年、その記念すべき10月の一連の帝國劇場での公演より藝術祭音楽會プログラム。根自子さん関連のパンフレット類中でも屈指の好デザインの大好きな一冊です!
演目解説㌻もあります。そしてもう一つは近頃、蓄音機で聴くのが悦に入ってるSP盤です…
その'46年から遡ります事13年、戦争を跨いだ1933年 最初期録音の2曲…と言いますか?これは若い番号からもデビュー・レコードの位置付けに相成りますね^^!wow,love me do♡
勿論別演奏ながら以前、『ユーモレスク』はパンのCMで流れてた幸せそうな印象がありますね?…それ以前もよく耳にした記憶があるんだけど何だっただろう?はて?一聴してユニークなすっとぼけた旋律が表向き微笑ましいんだけど、いやはや途中から「これどうやって弾いてるんだろう?」な…ヴァイオリン演奏の妙を若干13歳の技巧に堪能出来ます。 wikiに根自子さんのこの曲(レコード)は日本での最も早い例として紹介されています。ドヴォルザーク作曲・完成譜面化1894年8月、このコロンビア録音が1933年同8月…。
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…しかし、本当にこんなペースで更新してたらすぐ底ついちゃうな(笑)? …と、実は気になってたお品があって真贋というか?ちょっと微妙な感じながら「あながち?」な第六感(これが結構当たる(笑))も手伝って色々調べてる最中なんです。流石にオリジナルは術がありませんのでね?判明したら此方とMuuseoの方に載せましょう♪