SHAC = "super hard alloy case"
若しくは "silver hard alloy cobalt"。所謂、超硬ケース。
オーディオに続きます再登板の波、この四角い方は高校生の頃から所有する個体で他の後年入手のものも須く製造から優に40年経過している事を鑑みれば"超硬"と言う謳い文句は伊達じゃないどころか驚異的!と言って差し支えないでしょう。角落ち皆無でスクラッチも極少、超絶のコンディションを誇るばかりではなく、あの'Rado的'光沢・煌めきも時代/世紀を飛び越えて現代の眼で見れば実に新鮮に映り目から鱗、WGやPTの貴金属と比較しても些さかの遜色なく感じ得ます。
それどころか劣化が極めて少ない分この合金は、永遠の美と若さすら感じさせたり。
ラウンド 65,000円
レクタンギュラー 70,000円
-SEIKO '80年 vol.1 カタログより-
他にも様々な形状のmodelが存在しますが、個人的にはシンプルなこの2型が選択肢として最も魅力的♪
…ま、昔から持ってるって慣れもあるんだろうけどね?その四角い方は今や"SEIKO TANK"と呼ばれているらしい…確かに^^(笑)
デザインの押し出し、機能・・・etc etc 年齢的なものか?はたまた過去の放蕩の大いなる反動(笑)?実用に於いては既にそう言うものが疎ましくすらあり、この華奢なバーインデックスとハンド、レターは薄いSEIKO QUARTZ と水晶マークだけで文字盤意匠に無駄なものは一切なく実に潔い。自分にとって34mmというサイズは既に古えのスポーツモデルの感覚であり乍ら然しこの薄さが希釈してくれてます。
金色のが戻ればこのラウンドのだけで回せるな? ‥と目論みますも、お見積もりは予想を遥かに上回り且つ文字盤は既にストックなく"修復"=書き換えに相成るとの事でした。おぅ!?懐かしい感覚!所謂リダンですな^^?と言うことで一旦キャンセルして戴きました。
さて・・・