
Love Nest
CDで買い替えてないシリーズ。あゝ…オープニング曲のラストの掛け合いコーラスの妙、本当に久し振りやなぁ?
'80年代初〜中頃の大学時代、東通りの何処かのレコード屋さんで偶々、手繰ったJazz Vocal "H"の棚で見慣れないシールド新品のコレを見つけて小躍りした当時の記憶。でもそれはオリジナルとはジャケットも異なる再発盤であったこと、そして更に後年観たマリリン・モンローが出てた同名コメディ映画の曲(タイトルが)だった事を後々知りました♪余り情報も知り得ませんでした故^^;
Hi-Lo's。高校に上がった直ぐの頃の'79年、ラジオから流れてきた最新LP特集のとっても洗練されたコーラスに1発で射抜かれて翌日レコード屋さんに駆け込みました。そのアルバム『Back Again』はロック/ポップス以外初めて買ったレコードだったと思います。
この『Love Nest』('58)は購入当時、やはりそれら近年のMPS録音と比べれば当然古典的に感じてしまい・・・コレはJune Christyさんとは真逆ですね?(『'77』のケース)MPS盤2タイトルよりプレーヤーに載る機会はそう多くなかったですが、今、20年振り以上で改めて聴き返せば現在の年齢もあってか本当にいいレコードだなぁ?と浸れました。其々の曲の秀逸なアレンジ、なにより美しいコーラス・ハーモニーとFrank Comstockによる流麗なオーケストレーションの愉悦。「Yesterdays」のハープシコード(?)「Music For Lovers」の導入のピアノとかね?最早、官能の域 ♪
・
ここ数日、大手のCDの取扱い止めや付随するニュースが幾つか報じられています。久し振りにかけたCDが突然消音して取り出してみたら透明になってたとかショッキングなものも。一般市販のCDも劣化して聴けなくなったりするのでしょうか?それを見越して?だとすると膨大な音情報/コレクションもいずれ無に帰す?・・・
何かそれはそれでロマンがあっていい。