飽商909の"ナローな"時計部屋

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2011年 03月 10日

かわりゆく大阪駅あたり。。。

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西暦2011年。最も新しい建造物に1966年のナローポルシェの姿は果たして溶け込んでいるだろうか?

駅前の新建造物群、今はまだ馴染まなくとも程なく普段の風景として慣れてくるのでありましょう。きっと...。
街の景色もいつかセピア色に変わり僕も歳を取ってゆく。僕は可能な限り いつまでもナロー912に乗っていたい。そして僕が朽ち果てたその後にも、この"鉄の塊"はまた次の誰かがきっと細い木製のステアリングを握って悦に浸りながらドライブしている事だろう。そうあって欲しい。。。
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# by one_after909 | 2011-03-10 20:01 | PORSCHE 912 | Comments(2)
2010年 12月 29日

the three colors of... "TROPICAL" ref.2526

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またの名…『meeting が開催されました。(*粒粒は"いくら"ぢゃないよ(^-^))

<序章>
なかなかお目に掛かる事の出来ない、素晴らしい逸品を目前にお店の閉店時間を軽く過ぎてしまいました。其れ程にスペシャルな…

溜息の出る様な特別なお時計達。それも単一リファレンスでである!! これを全部所有出来て その日の気分によって素材をセレクトし着用する"至福"を思わず夢想してしまう。逆説的に捉えればそんな"叶わざる夢"をひとときだけでも妄想させる罪なミーティングでもありました。さぁ!それでは目眩めくtropical worldにご案内いたしましょう。。。

【 続 き 】…the cotinuing story of bungalow bill

# by one_after909 | 2010-12-29 01:12 | PATEK PHILIPPE | Comments(7)
2010年 12月 17日

goods...

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机上の今回帯同品。そして長年愛用のペン…。

パペカレは一番着用率が高いので、小振り(36mm)で薄い事もありまして凄く肌に馴染んでます。クロノーチは満足感の非常に高いSSクロノで、これが手許に参りまして完全に一息着いた実感が御座います。SS懐中時計は音が煩いです(笑)。オイスタークオーツ以上の騒音でベッドサイドにあるとなかなか寝つけません(^-^;)。

…とは言いましても、結構嬉しがって毎日ポケットに突っ込んでは出し…~ので愉しんでますけどね~♪

ペンの方はローラーボールで10年ちょい、贈り物で戴きました万年筆は7年(*ああ、あれからもう七年経つのかぁ…としみじみ感慨)くらいと結構、愛着があります。決してプレミアムなモノでは御座いませんが、そういう意味では決して手放す事が出来ません。。。
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【時は1968年、インドでのjohn。"アンソロジー"で公開された映像では曲が絵に非常にマッチしてて凄く印象的でした…】

何故johnのこのお写真かと申しますと、週末は久々のライブだからです(^-^)。

昨夜は多忙を極めるG殿を除くJPRでのスタジオ入りでした…。新曲が3曲(*其の内2曲はリードVo.!)も有りますので今回は結構、練習した方かな?それでも1番から3番まで違う歌詞(*しかも当然英語(笑))が並んでて、これがまた昔から好きな曲である程度、詩の端々が耳に残ってる…って曲ででしたら違ったのでしょうけど、どちらかって言うとアレだったので厳しいです。。。そんなテスト勉強的に憶えた歌詞ですから、本番で飛んでしまう可能性も無きにしも非ず!(いやいや、それは考えまい!)

それでも昨夜、初めてあわせた其れら"曲"の内の一曲="across the universe"はビートルズの雰囲気を損なわず素敵なコーラスナンバーとして再現出来そうで、これは非常に楽しみです♪

その歌詞もビートルズの曲にありましては非常に美しく思索的であるな~?と感じます。故に飛んじゃわない様にに頑張らなきゃ!…です。そんなこの曲の演奏も勿論そうなのでありますが実は今回は密かに"衣装"の方も楽しみだったりします~(^-^)
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【『 hey, john! "your face too big" 』…と初期のレパートリーだったファッツ・ウォラーの曲を捩って云ったとか(^-^)?】

# by one_after909 | 2010-12-17 16:16 | 閑話休題 | Comments(2)
2010年 11月 14日

side by side on my piano keybord, oh lord…♪

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其れらはまるでスタインウェイに整然と並んだ美しい"黒鍵(ebony)と白鍵(ivory)"。。。

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しかし態々(わざわざ)、こんな風にモノトーンに加工する必要なんて無いのです!

本日はいつもナロー維持に当たりまして数々のアドバイスを頂戴致して居りますナローお友達(大先輩)のさんと初めてお会いさせて戴きました~(^-^)v
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美しい…まさに長年弾き込まれたピアノの銘品の艶!な趣きの氏のブラックの911。 僕の新装、象牙色のqueenieちゃんと並んだ様は正に!…で、ありましょ?

さて、待ち合わせは "よしむら" さんにて…。

開店前に着いてしまいました…。準備中のお店先でお掃除をされてたお店の方に『11時からなので暫くお持ち下さい…。』と、駐車場に停めさせて戴きますと、店主さんが出てきて下さいました。霞さんも丁度、到着され(*実はお互い早く来過ぎて先程道ですれ違いました(笑))暫しおクルマを前にしまして。。。
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本日の壱番客でお蕎麦をセットで頂きました。此方のお蕎麦はご店主さんがPORSCHE 356オーナー様だからお贔屓!と言う事はなくほんとうに美味しいです!僕的には鴨南蛮…堪らんとです!ご馳走さまでした<(_ _)>

さて、お腹もいっぱいになったところで山へ向けて進軍開始です! 先週より更に色付き始めた木々、窓を開けて走行してもそう寒さは感じない絶好のドライブ日和(*パノラマな景色は残念ながら黄砂も相俟って全くでしたが…)!
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その晩秋の色合いの下を疾走する氏の黒いナロー。

美しい。。。

気分は北へ飛ぶ流星(改)を追いかけるコルセア(グラマンF6Fだったか?)の米軍パイロットの気分だ…。いつまでもこの素晴らしい眺め(艶々の黒いボディに紅葉が映る!)を見ながら走っていたいと感じました(^-^)。…何度か景色のいいパーキングで停車し談義に花を咲かせました。色々アドバイスを頂戴したり車載工具で細部を修正していただいたり。。。
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20年の永きに渡りまして愛情を注がれて来た事がよく判る氏のこのナロー。『最初の10年くらいは直す所も多かったけど、それからは…』と仰られたお言葉がとても印象的でした。まだ2年の我が912、僕も絶対途中揺れたりするとは思いますが 少しでも近づけるよう同じく愛情注ぎ頑張りたいなぁ~って思います(^-^)♪
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…そして、終点で折り返し。。。

また次にお会いさせて頂ける事を楽しみに僕は大阪方面へ氏は生駒方面へ、阪奈道路でお別れ致しました。本当に楽しいひと時(そしてドライブ)でした!霞さん、有難う御座いました<(_ _)>
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その別れ際!ピーターソンは叫んだ! げぇっ!?
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【これは公道グランプリでの悪天候下の真鶴道路、ハマの黒ヒョウのウンタック出現の時のシーンでありますねっ!?】

【 続 き 】…the cotinuing story of bungalow bill

# by one_after909 | 2010-11-14 18:21 | PORSCHE 912 | Comments(6)
2010年 07月 22日

英国日記⑫ 【グラスゴウ~ロンドン~上海 編 】

…さて、暫く滞って居りました"英国日記"でありますが、本来なら順番的にコンサート本編を纏めなきゃならんのですが、其れは後日ゆっくり音源と記憶を手繰り記すると致しましてその少し後から、上海に戻るまでを記憶が未だ鮮やかでモノクロームに変わる前に書き留めたいと思います。。。

なににせよ大興奮のコンサート(*後述)の後、出発は翌朝4:30AM!時差ぼけ後半の虚ろな感覚と特別な一日故にはしゃぎ過ぎました結果の疲労、加えての睡眠不足。。。まぁ、時差ぼけの恩恵(?)か寝てるのか寝てないのかの状況でも身体が認識出来ないのか、兎に角、不思議なコンディションの侭、BLYTHSWOOD SQUAREを後にしました。。。

素晴らしい思い出を有難う!残りの人生、幸いにももしまたこの地を踏む事が出来れば、是非!また宿泊したいです。
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【前々日のSIRとの遭遇ポイントを、チェックアウトしてタクシーを待つ間パチリと一枚!記念碑を立てとこうか(笑)?】

そんなこんなで行きと違い帰りは普通の飛行機(エアバス)にてロンドンに向け飛び発ちました…。

こんなに朝早かったのは世界を飛び回る一流商社マンでありますポールがロンドンから中東へ向け飛ばねばならなかったからです。トランジットの彼と到着したヒースロー空港の何処かのゲートで握手をして別れました。。。兎に角、此処までの彼との旅は爺さんに為ってから一緒に酒でも飲みつつ思い返すには非常にいい肴となるものでありました。全てお膳立てしてくれた労、感謝に尽きません!有難う!更にいろんな幸運が重なって僕にとっても彼にとりましても、これ以上は絶対無い経験・旅であったと思います。。。


さて!


此処から現実に戻りまして、行きにsafety checkで置き去りにした我がラップトップを探しにいかねば為りません!
幾つにも分かれたこの空港のターミナル。尋ねまくって,ようやくT3(だったかな?)LOST PROPARTY SERVICE に辿り着きました。ガラス越しのカウンターで用件を告げますと、『暫く待って…』と、言われましたのでまったく清掃の為されてない待合の椅子に座って待つ事約10分。ラッキーにも応対してくださったのは日本人女性の係官でした。『カクカクシカジカ…』と依頼内容を告げ再び待つ事数分…泉から現れた女神さまのように慣れ親しんだボロいカバーに包まれた電池レスのNECを抱え出てこられました!そして線を出してアダプタお借りして起動確認しまして晴れて僕の物と確認されました。あ~よかった、よかった! …しかし保管手数料を25£(だったけな?)を払う羽目と相成りましたのは致し方ない所。助かりましたとお礼を述べて其の場所を後にしました。。。

その後、T4に移動しまして中国東方航空のカウンターを訪ねますが、離発着のない日は開いてない様です。仕方ないので英国での最後のお仕事と為りますアポイントの電話を入れて空港を後にしました。
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おどろおどろしく感じたこの古いホテルも晴天の太陽の下では少し違った表情を見せてくれます(笑)
そんな訳で一旦、先にチェックインを済ませ、暫くして午後からホテルにて商談と相成りました…。
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まぁ、ナンですね?こうして再び戻って参りますと、決して格調が高いとかそんな訳ではないのですが、その立地の良さも相俟って捨てたモンじゃないかもね~?って思えて参りますの不思議な物で(笑)…even お部屋はお世辞にも快適とはいえませんけど♪

其の夜は、以前、ウチの得意先さんのデザイナーさんで現在はロンドン在住の方に色々と案内して頂きパブで2~3杯引っ掛けました後、晩餐も御一緒させて戴きました。久々の和食で美味しかったのですが結構お値段しましたのには吃驚でした!まぁ、きっとこんなもんなのでしょうね♪ (*また一緒にお仕事出来ればいいなと思います。)


最後の夜は初冬のように冷え込みました。。。
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この頃になると地下鉄も特に不自由はなく。。。とは言え、この街をクルマで運転するとどんな感じなのでしょうね~?新しいジャガーも走ってました。郊外ならドライブすると気持ち良さそうな♪
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そしてロンドンを離れる朝。ゆっくり起き出し…皮肉な事に最終日になってようやく時差も解消された感じ(苦笑)…最後の朝食を、兎にも角にも独りゆっくり時間を掛けて戴きました。。。種類はそう豊富ではありませんがキチンと調理され的を得たセレクト(?)そんな感じのお料理で御座いました(that's all)。

チェックアウトを済ませ、荷物を預けた侭 出発まで暫くぶらぶらする事に…。ガイドブックを持たない僕を哀れんでポールがロンドンのガイドブックと、ビートルズゆかりの地を巡る詳細な資料本を貸してくれました!それに拠るとですね、このホテルに隣接する施設はなんとリンゴとモーリーンが'65年の2月11日に結婚式を挙げたCAXTON HALLではありませんか~?
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…まぁ、それがどうした?ってなもんでは自嘲気味にありますが其処はイチオ~、マニアとしては押さえておきたい所ですわね?近いし(笑)次回はビートルズ名所巡りもリバプール聖地訪問と併せちゃんと下調べ行って遣ってみたいです。
その後、ぶらぶらとまた辺りを散策しちょっとだけ足を延ばしチューブ乗って繁華街の方まで出向き例のアーケイドやらナニやらを覗いたわけであります…。
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再びホテルへ戻って荷物を引き取りまして地下鉄でパディントン駅に赴きヒースローEXPにて空港へと向かったので有りました。
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撮影したお写真は偶然5番線ホーム。此処からあの"I should have known better"演奏シーンや、ファーストクラス客室での可笑しな遣り取りの場面や、後のgeorgeの奥さんとなるパティ・ボイド扮する女学生(?)をナンパするシーンなんかが撮影されたチャーター列車が46年前に出たのかぁ…とか(*実はこの感慨は本をキチンと読んだ後のものなのですが(笑))
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そんなこんなで4度、ヒースロー空港。T4の中国東方航空の窓口。。。此処が又、なかなか開かない!行きの便での12時間に及ぶ恐怖の"閉所悪夢"は流石に耐えれないのでアップグレードして貰う事にしたのですが、窓口開いたはいいけどこれがまた埒が明かなく大変でした。結局、待ち時間入れれば2時間を費やされる結果と相成り閉口しましたが、上海人の現地スタッフの方も悪戦苦闘(使い慣れない機器に…)してくれましたので取敢えず感謝です。

ゲートをくぐってからSEAFOOD BARにて独り"お疲れ!"の宴。さっとボイルした海老とフレッシュなサーモンにシャンパンを。。。なんかコレが今迄で一番美味かったな~(笑)??さっぱりとレモンを絞っただけで戴いたのですが泡との相性も相俟って"ふ~っ!"って感じでした…♪
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搭乗して暫くして、ちょっとシールドを開けましてお外を撮影。スカンジナビア半島か?ドイツ辺りの上空でしょうか?拡がって居りましたのは非常に美しいお空と下界の沿海部でありました。。。

ぼ~…っと独り、今回はフルフラットになるシートにゆったり寛ぎつつ、そんな未だ見ぬ風景に思いを馳せ"旅"に対する概念も自分の中でチト変わった様で、また時間を"作って"どっか行きたいな~?とか考えたりしながら赤ワインをグラスで戴き少し読書して眠りにつきました。。。閉所地獄だった往路とは別世界な快適なフライトに心地よくzzz
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行きより少しだけ短い飛行時間。…間も無く上海です。ユーラシア大陸をナナメに突っ切って我がホームエリア、亜州=ASIAに戻って参りましたよ!我回来了~!

最後は駆け足で締めくくりました超久々の我が"脱中華圏"旅行=英国日記で御座いました。心から満足な旅であったのは勿論、人生。とてもいい気分転換と相成りました♪ また頃合を見てチェックしてないお写真やSIRのライブレポートも私的記憶・記録として纏めたいな…と思います。

# by one_after909 | 2010-07-22 14:08 | SIR.PAUL McCARTNEY詣出 | Comments(2)